野生動物はすばらしい!

NHKのBSハイビジョンが10周年を迎えたらしい。
その記念で過去放送した番組を再放送している。
「BSベスト・オブ・ベスト」
シリーズ物を一挙放送してくれるので、見逃した人は要チェックです。
僕が観たのは”プラネットアース”全11集
北極クマから南極のペンギン、アマゾン、高山、砂漠、洞窟、深海まで
地球のありとあらゆる所を撮影している。
「これどうやって撮影したの?」っていう映像ばかり。
珍しい動物に限らず見慣れた動物の驚くべき生態が、
ハイビジョンの高精細な画像で見せてくれる。
その中でも僕が一番すごいと思ったのは、
南極の皇帝ペンギンが越冬するシーン。
冬が近づくと彼らは列を作って移動を始める。
向かう先は沿岸から約100kmの内陸部。
そこでコロニーを作り、卵を産んだ雌は卵を雄に託して海に戻る。
卵を温めるのは雄の仕事。

(コレは僕が撮影したのではありません。念のため)





気温マイナス60度、風は秒速50m!めっちゃさぶい。
その中を雄のペンギンが大きな1つの卵を抱えながら
大集団(500~1000羽)で”ハドル”を組んで耐える。
そしてヒナが孵るまで飲まず食わずで、約3ヶ月以上耐え忍び、
卵を温める。春が来てヒナが孵る頃、たっぷり食べ物(ヒナ用)を持った
メスがやってきて漸く面倒を交代し、雄は海までの約100kmの道のりを
10日間位かけて帰る。
本能とはいえ涙無しでは観られません。頑張れおとうさん!
そしてNHKさんありがとう!
こんなすばらしい映像を観せてくれて。ウルウル…
やっぱり野生動物はすばらしいじゃないですか!
みんな地球に住む兄弟、家族だぜ〜!